【クラス別】保育士さん必見!保育参観の内容ネタ28選|ねらいや成功のポイントも
保育

2022年5月24日

【クラス別】保育士さん必見!保育参観の内容ネタ28選|ねらいや成功のポイントも


保育参観を成功させるためには、「ねらい」を明確にしておくことが重要です。とはいえ「当日の保育ネタ」は何にするかも悩みどころですよね。
本記事では、保育参観の目的やクラス別の保育ネタ、成功させるためのポイントなどを紹介します。記事の後半では、懇談会についてや保護者からのよくある質問例などを紹介しているため、保育参観から懇談会までの流れや気をつけるべきポイントなどがわかるはずです。
しっかりと理解を深め、自信をもって保育参観当日を迎えましょう。

 

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1. 保育参観のねらい



保育参観とは、保育園や幼稚園での子どもたちの姿や保育の様子などを保護者に見てもらうことです。保護者の不安を解消できるよう、保育参観のねらいや目的を理解したうえで保育参観に臨みましょう。
ここでは、5つの「ねらい」を紹介します。

■普段の保育園での様子を見てもらう


保育参観の1つ目のねらいは、保育園で生活している子どもの様子を保護者に見てもらうことです。家庭とは違う子どもの様子を把握できるだけではなく、子どもの成長や新たな一面を発見する機会にもなります。

■保育園への不安を解消し安心してもらう


保育参観の2つ目のねらいは、実際の保育の様子や子どもとのかかわり方を保護者に見てもらい、保育園に子どもを預ける際の不安を解消してもらうことです。子どもがどのように保育園で過ごしているのか、普段は見られない子どもの様子を観察できることで、安心感につながります。

■保育園と保護者の子育てのつながりを作る


保育参観の3つ目のねらいは、子どもの成長や子育ての悩み、喜びを共有することで、保育園と保護者の間で「子育てのつながり」を作ることです。普段から子ども一人ひとりに向き合っている保育士の姿勢や、子どもとかかわる際に大切にしていることなどを伝えましょう。

■保育園の方針を改めて認識してもらう


保育参観の4つ目のねらいは、保育園の方針を再確認してもらうことです。
保護者は保育園の方針について知ってはいるものの、普段なかなか実感する機会はありません。保育参観では、保育園のPRをせずとも方針を理解してもらえるような内容を心がけましょう。

■親子の時間を楽しんでもらう


保育参観の5つ目のねらいは、親子の時間を楽しんでもらい、保育園での思い出を作ってもらうことです。
保育園で保護者と一緒に楽しむ環境は、子どもたちにとってめったにない体験であり、大変喜ばしいことです。保育園での楽しい思い出を作ってもらうため、親子がふれあえる時間を作るとよいでしょう。



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2. 【クラス別】保育参観の内容


保育参観で具体的に何をすればよいか迷いますよね。
そこで以下では、クラス別の保育参観の内容やポイント、おすすめの保育ネタを紹介します。

■0歳児の保育参観の内容


0歳児は、まだ話したり歩いたりできないうえに、免疫が低かったり体調が変化しやすかったりする時期でもあります。特に、1人目の子どもで初めて保育園を利用している保護者は大きな不安を抱えているため、以下のポイントを押さえましょう。

・保育参観のポイント


0歳児クラスでは、おむつ交換や授乳、遊びの時間、午睡など保護者が安心できるように、1日の流れがわかる内容にしましょう。
また0歳児の子どもは、保護者の姿が見えると泣き始めてしまう可能性があるため、プログラムが開始するまでの間は、少し距離をとって静かに見守ってもらうような工夫が必要です。

・保育ネタ


0歳児クラスの保育ネタは、子どもの感覚にいい刺激を与えることができ、かつ保護者とふれあえるようなものがおすすめです。赤ちゃんがお母さんお父さんとのふれあいに喜ぶだけではなく、家庭でもまねしてもらいやすくなります。
具体的には、以下のような保育ネタがおすすめです。

ふれあい遊び
● いっぽんばしこちょこちょ
● あたまかたひざぽん
● ラララぞうきん

布遊び
● いないいないばあ
● 丸めて広げて
● 風遊び

■1歳児の保育参観の内容


1歳児は、1人で立ったり投げたりなどの運動ができるようになる時期です。卒乳をし、離乳食が食べられるようになる年齢でもあります。

・保育参観のポイント


1歳児クラスでは、離乳食を食べているところを見てもらう機会を設けるとよいでしょう。保育園でどのように食事をしているのか把握できると、保護者の安心感につながります。それだけではなく、家庭で作る食事の参考にもなるでしょう。
また、1歳児も0歳児同様、保護者の姿が見えると急に泣き出してしまう可能性があるため、静かに見守ってもらう工夫が必要です。

・保育ネタ


1歳児は、五感が発達し全身を使って遊ぶようになる時期です。そのため、全身を使ったり保育士や保護者のまねをしたりなどの遊びを取り入れるのがおすすめです。
1歳児の保育ネタの例には以下のようなものがあります。

ふれあい遊び
● バスに乗って
● ひっつきもっつき

手遊び
● とんとんとんとんひげじいさん
● グーチョキパー
● いとまき

製作
●  新聞紙あそび

■2歳児の保育参観の内容


2歳児は、しっかりとした足取りで歩いたり走ったりできる時期で、着替えやトイレなど、身の回りのことも少しずつ自分で行えるようになってきます。また、2歳児になるとイヤイヤ期に入る子も多いため、子どもとの接し方を参考にしたいと考える保護者もいるでしょう。

・保育参観のポイント


2歳児クラスでは、保育園での生活の様子を保護者にしっかりと見せましょう。
保育参観の途中で、子どもたちが自分で着替えやトイレを行っているところを見てもらう時間を設けることで、保護者に子どもの成長を実感してもらえます。

・保育ネタ


2歳児は、少しずつ他の園児とも遊ぶようになってくる時期です。ルールを守れるようにもなってくるため、簡単な決まりのある遊びを取り入れるとよいでしょう。
2歳児の保育ネタには以下のようなものがおすすめです。

製作
● ねんど遊び
● 折り紙
● スタンプ遊び

体操
● 普段行なっている体操

■3歳児の保育参観の内容


3歳児はさらに自我が芽生え、語彙力が高まる時期です。保育士さんの話を聞いたり他の園児たちとおしゃべりしたりなど、集団行動ができるようになる頃でもあります。

・保育参観のポイント


3歳児クラスでは、子ども同士のかかわり合いや集団行動を見てもらうとよいでしょう。
特に、年少クラスから子どもを預け始めた保護者は、自分の子どもが保育園に馴染めているか、しっかり生活できているかなど不安に思っています。集団遊びを通して、笑顔になっている子どもの姿を見せてあげると安心してもらえるはずです。

・保育ネタ


3歳児の保育ネタでは、集団で楽しめるものや簡単な決まりのあるものがおすすめです。3歳児の保育ネタには以下のようなものがあります。

ゲーム
● 椅子取りゲーム
● 手押し相撲
● だるまさんが転んだ

リズム遊び
● 普段行なっているリズム遊び

■4歳児の保育参観の内容


4歳児は、おもちゃの片付けや歯磨き、うがいなど、ほとんどの身の回りのことができるようになる時期です。語彙力が高まり、日常的な会話もできるようになってきます。

・保育参観のポイント


4歳児クラスでは、集団生活の中で自主的に行動している様子や、他の園児たちと協力する姿などを見せるのがおすすめです。

・保育ネタ


4歳児クラスで行う保育ネタは、ルールを守りつつも個性が見えるものにするとよいでしょう。4歳児クラスの保育ネタの例は以下の通りです。

ゲーム
● じゃんけん列車
● ハンカチ落とし
● フルーツバスケット

リズム遊び、合奏
● 普段行なっているリズム遊びや合奏

■5歳児の保育参観の内容


5歳児は、年長児として自身がお兄さんやお姉さんであることを意識し始める時期です。5歳児になると、社会性やコミュニケーション能力が身に付き、徐々に感情のコントロールもできるようになるでしょう。

・保育参観のポイント


5歳児クラスでは、他の園児たちと協力している姿やおしゃべりを楽しんでいる様子を保護者に見てもらいましょう。
自主的に発言している姿や年下の園児に優しく接している姿を見せることで、保護者に自分の子どもの成長を感じてもらえます。

・保育ネタ


5歳児クラスの保育ネタは、友達と協力したり一人ひとりが主体となって遊べたりするものがおすすめです。
たとえば以下のようなものがあります。

ゲーム
● ピンポン玉運び
● ジェスチャーゲーム
● しっぽ取り

合奏
● 普段行なっている合奏



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3. 保育参観を成功させるための5つのポイント



保育参観は決して失敗できないというプレッシャーがありますよね。そこで以下では、保育参観を成功させるポイントを紹介します。

■子どもが主役(保育士が張り切らない)


保育参観の主役は子どもです。
保育参観だからと張り切って、いい保育をしているアピールをする必要はありません。保育士が張り切りすぎると、子どもがいつもとは違う空気を察知して、かえって思うように動いてくれないことが考えられます。
いつも通りの保育を心がけ、子どもと保護者が楽しい時間を過ごせるように工夫しましょう。

■保育士の身だしなみや園内の清潔感


保育参観では、保育士がフォーマルな格好をする必要はありませんが、清潔感かつ子どもの安全面まで配慮した身だしなみを心がけましょう。園内も同様に隅々まで清掃を行い、目立ったほこりや汚れがない状態にすることが大切です。

■トラブルへの対処法は事前に決めておく


保育参観当日は、以下のようなトラブルが起きる可能性があります。

● いつも通りに子どもが動いてくれない
● 喧嘩やけが
● 活動中のトイレ問題
● 保護者のマナー違反
● 災害などの非常事態

起こりうるトラブルを洗い出し、万が一の際にも落ち着いて行動できるよう、対処方法を決めておきましょう。

■不参加の保護者、その子どもへの配慮を


保護者の中には、仕事や家庭の事情などで、どうしても保育参観に行くことのできない方もいるでしょう。
保護者が参加できない子どもへは、保育士が保護者に代わって一緒に遊んだり園児同士で活動させたりなどの工夫をし、寂しい思いをさせないように配慮が必要です。
なお、当日不参加の保護者へは、当日の連絡帳や後日出来上がった写真・動画などを通して、子どもが楽しんでいた様子を伝えるのがおすすめ。子どもが楽しんでいた様子を見せることで、保育参観に参加できなかった罪悪感の軽減や保育園への安心感につながります。

■新型コロナウイルスへの対応策


保育参観の予定を保護者にお知らせする時点で、新型コロナウイルスへの対応策を明確にしておきましょう。
具体的には、新型コロナウイルスが蔓延した場合の日程変更や中止、オンラインでの開催などです。開催する場合は、当日の手指消毒の徹底や密にならない工夫、マスク着用など、できる限りの対策を行い、保護者にも協力してもらいましょう。


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4. 保育参観までの準備の流れ




■日程を決める


まずは、保育参観の日程を決めます。保育参観の日程は、近辺のイベントとのバランスをみて保育園側で設定をしたり、保護者の希望日を聞いたりして決めるとよいでしょう。

■参観日の日案を決める


日程を決めたあとは参観日の日案を作成し、どのような流れで保育を進めるか決めます。保育参観ではいつもの保育の流れに加えて、子どもの様子がよくわかる活動や親子で遊べる時間を設けるのがおすすめです。

■保護者へお知らせ


日程と内容が決まったら、保護者にプリントや連絡帳、連絡アプリなどで保育参観のお知らせを行います。
当日の日程や持ちもの、コロナ蔓延時の対応などについて、わかりやすく記載することが大切です。出欠確認が必要な場合は、準備に余裕をもった期限に設定しましょう。

■園内の準備


保育参観に向けて、園内の環境を整えましょう。園内の清掃はもちろん、保護者用の靴箱やスリッパ、受付台なども準備します。新型コロナウイルスの感染対策として、検温器や消毒液なども忘れず設置しましょう。
また子どもたちが描いた絵や制作物、これまでの写真などを飾っておくと、保護者に喜んでもらえるはずです。

■予行演習


当日の保育参観を想定し、保育士のみで予行演習を行います。挨拶の流れやトラブル時の対処法だけではなく、保護者への声かけのタイミングや話す内容なども考えておきましょう。


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5. 保育参観の挨拶




保育参観で保護者にどう挨拶すべきか悩む方もいらっしゃると思います。
そこで以下では、挨拶のポイントや例を紹介します。

■挨拶のポイント


保育参観の主役は子どもたちであるため、保育士からの挨拶は手短に済ませましょう。また、保護者への挨拶で緊張してオドオドしてしまわないよう、事前に話す内容を決めておくことも大切です。
「いつも子どもたちの笑顔に元気をもらっています」や「成長を実感できて嬉しいです」など、保護者にこの保育園に預けてよかったと思ってもらえるような内容を心がけましょう。

■挨拶内容例


保育参観における挨拶の構成や内容例は以下の通りです。

● 自己紹介と参加のお礼
まずは、「〇歳児クラスを担当している〇〇と申します」や「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます」のように自己紹介と参加へのお礼の気持ちを述べます。

● プログラムの説明
「本日は〇〇をしたあとに□□を行いたいと思います」や「保護者の皆様にもご参加いただき、〇〇を行いたいと思います」のように簡潔に伝えるのがポイントです。

● 参観時の注意事項 「できる限りいつも通りの様子を見ていただきたいので、お子さんの様子をそっと見守っていただけますと幸いです」のような言葉をかけ、子どもたちができる限り普段通りの生活を送れるよう、保護者に協力を促しましょう。

● 保護者が安心して参加できる結びの言葉
最後は「普段見ることができない園児たちの様子を見ていただけると嬉しいです」「万が一泣いてしまっても私どもで普段通りの対応をいたしますので、ご安心ください」のような、保護者に安心感を与えられる言葉で締めます。



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6. 懇談会




保育園や幼稚園によっては、保育参観のあとに懇談会が行われることもあります。
以下では、懇談会のポイントや内容などについて詳しく解説します。

■懇談会のポイント


懇談会を行う目的は、保護者に園やクラスの保育方針を再確認してもらうことや、子どもたちの日頃の様子を知ってもらうことです。保育士の口から直接保護者に伝えることで、改めて保育園の取り組みについて理解を深めてもらうことができます。
また、保育士と保護者との関係作りのきっかけにもなるため、子どもの情報を共有し、一緒に子育てをしている保育者としての姿勢を示しましょう。

■懇談会の内容例


懇談会の流れや内容の例は以下の通りです。

①保育士と保護者の自己紹介
保育士側の簡単な自己紹介を行い、そのあとは保護者から一言ずつ自己紹介をしてもらいます。保護者の方がリラックスして自己紹介できるよう、明るい雰囲気作りを心がけたり挨拶のテーマを決めたりするのがおすすめです。

②最近の子どもたちの様子について
子どもたちの成長を感じた瞬間やいい点だけではなく、今後の課題や目標などについても保護者に伝えます。

③保育方針の再確認
資料を活用し、園の保育方針や具体的な取り組みなどについて簡潔に説明します。年度始めの懇談会の場合は、年間の保育計画や保育目標なども一緒に伝えると、保護者の理解が深まるでしょう。

④連絡事項
子どもたちの行事に関することやコロナ関連のお願い、保育園のルールなどを伝えます。

⑤質疑応答
懇談会の最後に質疑応答の時間を設け、子どもを預ける保護者の不安や不明点などを解消します。


7. マナーの悪い保護者への対応




幼児向けのひっかけ・いじわるクイズを紹介していきます。ひっかけ・いじわるクイズはある程度言葉を知っている年中~年長向けであり、言葉遊びや頭の体操になる面白いクイズです。難易度に応じて、小出しでヒントを出してみるのもいいでしょう。

マナーの悪い保護者がいる場合、どのように対処したらよいのでしょうか。
以下では、考えられる状況とその対処法を紹介します。

■保護者同士のおしゃべり


保育参観の最中に話が盛り上がり、おしゃべりが長引いてしまう保護者がいます。
私語はできるだけ控えるよう、保育参観の始めの挨拶でしっかりと伝えることが大切です。保育参観中にどうしても保護者同士のおしゃべりが気になる場合は、子どもの目が届かない場所で私語を控えてもらうようお願いしましょう。

■無断でスマホ撮影


園の方針で撮影が禁止されている場合は、最初の挨拶時に撮影ができない旨を伝えましょう。撮影してもよい場合は、撮影をしてもいいタイミングと撮影を控えるタイミングを伝えると親切です。

■連れてきた下の子どもが大騒ぎ


兄弟がいる家庭の場合、下の子を連れてくる保護者もいるでしょう。連れてきた下の子が騒いでしまうことを想定し、対応できる保育士を配置したり、途中で抜けてもらう可能性があることを保護者に伝えたりなどの工夫が大切です。
また、保育参観のお知らせの時点で、できる限り下のお子様の参加を控えていただくか、連れてこられる場合は事前にお知らせいただくよう伝えておくとよいでしょう。


8. 保護者からの質問には、安心してもらえるような回答を




以下では、保護者からのよくある質問と回答する際のポイントを紹介します。

■他のお友達とうまくかかわれているか心配


保護者は普段保育園での子どもの様子を見られないため、他の友達と仲良く遊べているかや、集団行動ができているかを不安に思っている方もいます。このような質問を受けた場合は、園内での子どもの様子や、喧嘩・トラブルに発展してしまった場合の保育士の対応方法などを説明しましょう。

【回答例】
● 「喧嘩をするということは自己主張ができるようになっている証ですよ」
● 「お友達とよい関係が築けるよう、これからも見守っていきますね」

喧嘩も成長の兆しであり、集団で生きていく訓練をしている時期なので、できる限り子どもたちの間で解決できるように促しましょう。

■保育園へ預けることが「かわいそう」と感じてしまう


小さな子どもを保育園に預けることに後ろめたさを感じている保護者も少なくありません。その気持ちを汲み取ったうえで、安心してもらえる言葉をかけましょう。

【回答例】
● 「〇〇くんが毎日生き生きと生活できるよう、これからも全力でサポートさせていただきます」
● 「毎日笑顔で過ごしていますよ」
● 「家族以外の他者と生活をするということは、成長にとてもいい環境でもありますよ」
● 「ご家庭ではできない経験を楽しんでもらえるよう、工夫して保育していますのでご安心ください」

■家庭で自分の身の回りのことができない


「周りの子はできているのに自分の子どもだけできない」と不安に思っている保護者もいます。このような質問を受けた場合は、子どもの成長した点や保育士の具体的な対応、家庭でできる自立への促し方などを伝えましょう。

【回答例】
● 「4月に比べて〇〇ができるようになりましたよ」
● 「子どものペースで成長できるよう焦らずに見守っていきましょう」
● 「ここまでお手伝いしてあげると、あとは一人でできていますよ」
● 「ご家庭ではついつい甘えてしまうこともあると思いますが、保育園ではとても頑張ってくれていますよ」

■食べものの好き嫌いが多い


食べものの好き嫌いに関しての悩みをもっている保護者に対しては、子どもの好き嫌いをする気持ちに寄り添ったうえで、保育士の対応や考えをしっかりと伝えましょう。

【回答例】
● 「この年齢の子どもは野菜を食べない子どもが多いんです。保育園では頑張って食べてくれていますので、ご家庭では〇〇ちゃんのペースに合わせてすすめてもらえるといいと思いますよ!」
● 「苦手なにんじんを小さく切ってあげたら食べてくれましたよ」
● 「自分で食べられたときにみんなで『すごい!』と褒めたらパクパク食べてくれました」
● 「ハンバーグやお好み焼き、ギョーザに野菜を細かくして混ぜたら食べてくれる子どももいるみたいですよ」

■子どもが保育園へ行きたくないと言う


保育園へ行きたくないと言ったり泣いたりする子どもを見て、心が苦しくなっている保護者もいます。この場合、保育園は子どもにとって楽しいことばかりではないことを保護者にも理解してもらったうえで、保育士が具体的にどのような対応を取っているのかを説明しましょう。
それに加えて、保護者と離れたあとの子どもの様子や園内での様子を伝えると、保護者の安心感につながります。

【回答例】
● 「保育園に行きたくないという感情は、大人が会社に行きたくないと思うのと似ています。その感情を受け止めてあげてください」
● 「お母さんから離れたあとは、保育園ではいつも友達と楽しそうに笑顔で遊んでいますよ」
● 「お母さんの姿が見えている間は、子どもはどうしても甘えてしまいがちです。ハイタッチなど離れるときの決まりを作って、気持ちの切り替えに慣れていけるようにしてみましょう!」



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9. まとめ




保育参観のねらいは、園の方針を再確認してもらったり安心して子どもを預けてもらったりすることです。保護者は普段見ることのできない園内での子どもの様子を楽しみにしているため、リアルな保育園での様子や子どもたちの成長がわかるような流れにするとよいでしょう。
自分の子どもについての不安や悩みをもっている保護者も多いため、一緒に子育てをしているという姿勢を示し、信頼関係を築くことが大切です。



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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
中村璃奈

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として保育園で8年間勤務。大手から小規模まで様々な保育園で勤務経験あり。

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