2歳児が喜ぶ室内遊びおすすめ15選【ゲーム・集団・運動・おもちゃ別】
保育

2022年2月25日

2歳児が喜ぶ室内遊びおすすめ15選【ゲーム・集団・運動・おもちゃ別】

  2歳児は、歩く・走るに加えて、しゃがんだり飛び跳ねたりなど、さまざまな動きができるようになる時期です。

子供には、楽しんで体を動かせるよう、外で思いきり遊ばせてあげたいですよね。
とはいえ、雨が多い季節や、外出が難しい時期は、室内で過ごすことが多くなります。
そんなときにおすすめなのが、室内でも身体を動かせる、室内遊びや遊具です。

この記事では、2歳児の発育の特徴から、室内遊びのねらい、おすすめの室内遊び15選まで詳しく紹介します!
 
 
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1. 2歳児の発育と特徴




小さな子供は、年齢によってできることが大きく違うので、発育の目安を知ることが大切です。

ここでは、2歳児の体格や、ことば・運動能力の発育を解説します!
 

■2歳児の平均身長・体重



2010年に厚生労働省が行った調査によると、2歳児の平均身長・体重は次の通りです。

2歳6〜12ヶ月を対象にした調査結果を、男女別に紹介します。
 
男子 女子
平均身長 91.2cm 89.9cm
平均体重 13.1kg 12.58kg
参照:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査報告書(概要)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001tmct-att/2r9852000001tmea.pdf

 

男子・女子ともに、平均身長は90cm前後、平均体重は13kg前後と差がありません。

ちなみに、1歳6ヶ月の子供の平均身長は80cm弱、平均体重は10kg前後です。

1年間で身長が10cm、体重は3kg成長していることが、わかりますね。

 

ことばの発育



2歳児は、2〜3つのことばをつなげて話せるようになるのが特徴です。

習得している単語数が200〜300程度まで増え、「ママが」「パパが」など短い文章を話せるようになります。

また、「なになに期」が始まり、 身の回りのあらゆるものに興味を持ち始める時期です。

「これはなに?」とたくさん質問するので、専門用語では「第一質問期」と呼ばれています。

子供が質問してきたら、できるだけ答えてあげるようにしましょう。

 

運動能力の発育



2歳児は、階段の上り下りや、両足で飛びはねるといった動作ができるようになります。

歩く・走るなどの基本的な動作も、安定的にできるようになるのが特徴です。

歩くことを楽しみ、自分だけで歩くようになるでしょう。

ボール遊びでも、両手で取ったり、30cm程度の距離なら転がすように投げたりすることができます。

他にも、しゃがむ、背伸びをする、低い段差をまたぐなどができるようになります。

 

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2. 2歳児の室内遊びのねらい




2歳児の室内遊びは、心と体の発育どちらにも効果が期待できます

  2歳になると、同年代の子供と遊ぶことに興味を持つようになります。

室内遊びを通して、他人と関わったり、コミュニケーションをとったりすることの楽しさを感じられるでしょう。
 
また、体がどんどん成長している2歳児には、全身を使った遊びがおすすめです。

体を動かす室内遊びを取り入れることで、身体機能の発育を促します。

しゃがんだり、ジャンプしたりといった応用動作もできるようになるので、遊びの幅が広がります。
 
「自分でやりたい」という気持ちが強まるころなので、周囲と関わりながら達成感を味わえる遊びを用意してください。
 
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3. 2歳児におすすめの室内遊び・ゲーム




心と体の発育につながる室内遊びやゲームは、雨の日の保育に特におすすめです。

ここでは、2歳児におすすめの室内遊び・ゲームを6つ紹介します。

 

■的当てゲーム



的当てゲームは、画用紙などで作った的にピンポン玉などを当て、点数を競うゲームです。
牛乳パックなどでも代用できます。

点数を書いたり、動物のイラストを書いたりと的もさまざまなバリュエーションがあるので、子供達と一緒に作るのもよいでしょう。
体を動かす楽しさを感じられる遊びです。

■新聞の雨



新聞の雨は、新聞紙を細かくちぎって、紙吹雪のようにする室内遊びです。
新聞紙は室内遊びで活躍してくれるアイテムで、ちぎったり丸めたり、いろいろな楽しみ方ができます。

自由自在に新聞紙をちぎれるので、外に遊びに行けない子供のストレス解消にも効果的です。

■粘土遊び



2歳児になると、小さいものをつまんだり、力の加減ができたりするようになるので、粘土遊びもおすすめです。

細かく何かを作るのは難しいですが、粘土をちぎる・感触を楽しむということができるでしょう。
カラフルな粘土を使って、想像力を働かせるように遊んでみてください。

■折り紙遊び



ある程度手先が器用になる2歳児は、折り紙遊びも楽しめるようになります。

自分で何かを作る喜びや達成感を味わうのにぴったりです。お友達が作ったものと自分が作ったものを見せ合ったりするのもよいでしょう。
いろいろな種類の折り紙があるので、色も形もさまざまで子供達を飽きさせない遊びです。

■お絵かき



2歳児はクレヨンを持って、線を書いたり、ぐるぐると丸を書いたりできるようになります。

丸・三角・四角などの単純な図形を組み合わせて、子供に人気のキャラクターを書いてあげると喜びます。
1色だけでお絵描きする場合が多いので、他の色にも興味を示すように誘導してあげるといいでしょう。

■宝探しゲーム



宝探しゲームは、同じ絵柄が書かれたカードを2枚用意して、自分が選んだカードの片割れを探すゲームです。

カードを隠すときのポイントは、子供の目の高さより下に隠すこと、隠す範囲を限定することです。
最初は、小さな空間に絞って隠し、徐々に範囲を広げていくと、子供たちも慣れて楽しめるようになります。

 
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4. 【体を動かす】2歳児におすすめの室内遊び・ゲーム10選




できることが増えてくる2歳児には、体を動かす遊びもおすすめです。
ここでは、室内でできる遊びを紹介します。

サーキット



サーキットは、三角コーンやフラフープ、ミニハードルなどを用意して、子供たちが順番にクリアできるようにする遊びです。

2歳児は、歩く・走るに加えて、ジャンプをしたり、ボールを投げたりできるようになります。
ジャンプをしてハードルを越えるお題や、ボールを箱に入れるお題などもおすすめです。

リトミック



リトミックは、音楽に合わせて体を動かす遊びです。
スイスの音楽教育家、エミール・ジャック=ダルクローズによって作られました。
リズム感などの音楽能力に加えて、想像力や集中力、表現力などを育めます。

音楽に合わせて動物になりきったり、音楽が止まったときには特定の動きをしたりすることで、子供の表現力や音を聞き取る力を養えます。

トンネル遊び




トンネル遊びは、大人の体を使ってさまざまなトンネルを作り、子供がくぐる遊びです。
次のような形で、トンネルを作ります。

・足を揃えて立った状態で、膝を曲げ隙間を作る
・立て膝の状態から、右足だけ前に出しトンネルを作る
・壁に手をついて、手の下をくぐらせる

トンネルの形を変えれば、子供が飽きずに遊べます。
ハイハイができるようになる頃から、2歳頃まで楽しめるでしょう。

 
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5.【集団で遊ぶ】2歳児におすすめの室内遊び




周囲との関わりに興味を示すようになる2歳児には、集団遊びもおすすめです。
周りの大人がサポートしつつ、遊びを通して、コミュニケーションを育みましょう。

だるまさんがころんだ




だるまさんがころんだは、「だるまさんが転んだ」の掛け声が特徴的な遊びです。

壁に向かって「だるまさんが転んだ」と唱える鬼を決め、子供たちは、ある程度離れた場所に一列に並びます。

鬼は、掛け声を唱えている間は壁を向き、唱え終わったら子供たちの方を見ます。
子供たちは、掛け声の間に鬼との距離を詰め、鬼が振り向いたら止まるを繰り返すルールです。

簡単なルールで、運動能力も関係ないので、多くの子供が楽しめます。

しっぽ取りゲーム




しっぽ取りゲームは、ズボンの端に挟んだ細長い布などを、お互いに取り合うゲームです。
自分のしっぽを守りながら、他の子供のしっぽを取りに行くのがポイントです。

このゲームをするときは、動いていい範囲を決めてあげ、その中でしっぽを取り合うようにしましょう。
子供たちが夢中になって、ぶつかり合わないように注意してください。

もうじゅうがり




もうじゅうがりは、「もうじゅうがりに行こうよ♪」から始まるメロディーが人気の遊びです。
子供たちは、大人の歌に続いて、繰り返すように歌います。

歌の後は、ライオン・猿・アフリカゾウなど、動物の名前を言います。
子供たちは動物の文字数に合わせてグループを組み、グループがうまく組めたら座る、というルールです。

 
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6.【おもちゃで遊ぶ】2歳児におすすめの室内遊び・遊具




体をおもいっきり動かしたい際には、遊具を使って遊ぶのもよいでしょう。
ここでは、子供が喜ぶ遊具遊び3つを紹介します。

滑り台・ジャングルジム




雨が多い季節や外出ができない時期は、室内用の滑り台・ジャングルジムがおすすめです。
大きい遊具ですが、室内用のジャングルジムには折りたたみ式のものもあります。

3歳頃までは、夢中で遊んでくれるでしょう。
室内で体をたくさん動かせるので、身体の発達やお昼寝の導入にも、もってこいの遊具です。

ボールプール



ボールプールは、たくさんのボールを見たり触ったりして、遊べる遊具です。
カラフルなボールを見ているだけでも楽しいですよね。

ボールをつかんだり、投げたり、転がしたりするなど、さまざまな動きを楽しめます。
また、ボールが自然に体に当たるので、触覚が刺激されるという特徴もあります。
力加減を覚えたり、バランスをとったり、子供の身体機能が発達する遊びです。
 

トランポリン



トランポリンは、小さいスペースで全身運動ができる遊具です。
静音設計のものや、コンパクトに折りたためるものを選べば、場所をとらず安心して遊べます。

手すりがあるトランポリンなら、子供がつかまりながら楽しめるでしょう。
トランポリンは、全身をバランスよく使うので、筋肉や心肺機能の発達にも役立ちます。

手をはさんだり、落ちたりする可能性もあるので、目を離さないようにしてください。

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7.2歳児の室内遊びのまとめ


全身運動をしたり、友達とのコミュニケーションを学んだりできる室内遊びは、保育に欠かせません。
たくさんの種類を知っておけば、マンネリ化も防げますよね。

子供の年齢によって、できる動作のバリエーションが違うので、能力にあった遊びを選んであげることが大切です。
2〜3語の文を話し、しゃがむ・ジャンプなどの動作もできる2歳児には、単純なルールのゲームや、全身運動ができる遊具がいいでしょう。

心と体の発育を助ける室内遊びを取り入れて、子供たちの成長をサポートしてあげてください。

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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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