2歳児のロープ遊びはどんなものがある?歩く動作やジャンプする動作のアイデアを紹介します!
保育

2023年3月28日

2歳児のロープ遊びはどんなものがある?歩く動作やジャンプする動作のアイデアを紹介します!


2歳児が行うロープ遊びには、発達段階を熟知することが大切です。発達段階を理解して、できる動作から楽しく遊べるものは何か考えていきましょう。
本記事では、発達段階を踏まえたうえで、ロープ遊びの種類やポイントを解説します。

 

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1. 2歳児の特徴について



2歳児における能力の発達は、主に4つあると言われています。まずは、その発達についての特徴を見ていきましょう。

■運動能力の発達


2歳児は筋力や体力が発達し、全身運動が活発になる時期です。走る、飛ぶなどの運動ができるようになるため、ロープ遊びに興味を示す子どもが多くみられます。
しかし、動きが活発になることで、思いがけない事故を引き起こす可能性も考えられます。事故を防ぐためにも、保育者は子どもが遊ぶ環境に注意を払い、安全にロープ遊びを促すようにしましょう。

■生活能力の発達


2歳児は生活能力の発達も著しい時期です。手先が器用になり、スプーンやフォークを使用できるようになりはじめます。
また、遊んだ後の片付けや衣服の着脱なども徐々に自分でできるようになるでしょう。

■言語能力の発達


言語能力には個人差がありますが、2〜3語文を話せる子どもが増えてくるでしょう。2歳児の後半になると、知っている名詞が多くなることで自発的に会話しようとする傾向があります。
また、自我の芽生えから、さまざまなことに興味を示しながら言語を習得しています。

■人間関係の発達


少しずつ同世代の友達に興味を示す時期でもあります。しかし、相手の立場になって考えることはまだ難しく、言語能力が発達しきれていないことも相まって、自分の気持ちを伝える能力も乏しいでしょう。
そのため、友人同士での意思疎通できず、ケンカが起こる可能性が高い傾向にあります。


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2. 歩く動作のロープ遊びのアイデア




次に、歩く動作を取り入れたロープ遊びを3つ紹介します。

■つなわたり


ロープを地面に置いた状態で、ロープの上を歩くため、バランス感覚が磨かれる遊びの一つでもあります。

【遊び方】
1. ロープを直線上に地面に置く
2. ロープの端から子どもがロープ上を歩く
3. 最後まで渡りきれたら、スタートに戻る

【ポイント】
● 海の上のつなわたりを連想するように、マットを活用してもよいでしょう。
● 渡っている子ども以外がワニやサメの真似をしながら、「落ちたら食べちゃうぞ」といった声かけをしても楽しいでしょう。

■ロープくぐり


ロープくぐりは、子どもの好奇心を高める遊びです。複数のロープを地面に置き、子どもがロープをくぐって遊びます。

【遊び方】
1. 複数のロープを用意する
2. 地面に複数のロープを川の字になるように配置する
3. ロープの横側から、子どもがロープの下をくぐっていく

【ポイント】
● ロープの本数を増やすことで、難易度が上昇します。
● 子ども同士でじゃれ合いながらロープくぐりをすると、首にロープが絡まって危険なため、安全性に注意を払いながら楽しむようにしましょう。

■電車ごっこ


電車ごっこは手と足を同時に使うことで、運動能力が発達する遊びです。2本のロープを手に持ち、子どもが並んで電車に乗ったように見立てて遊びましょう。

【遊び方】
1. 2本のロープを用意する
2. 数人の子どもが列になり、1本ずつ左右の手に持つ
3. ロープを離さないように歩きましょう

【ポイント】
● 数人の子どもと一緒に遊ぶことで、人間関係の発達も促せるでしょう。
● 電車に見立てているため、スタート地点とゴール地点を決めて遊びます。


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3. ジャンプを使ったロープ遊びのアイデア




最後に、ジャンプする動作を取り入れたロープ遊びを4つ紹介します。
ジャンプを取り入れたものは2歳児の運動能力を考える必要があるため、子どものジャンプ力に合わせて工夫しながら遊びを取り入れてみましょう。

■ヘビさん


ロープをヘビにみたてて飛び越える遊びです。

【遊び方】
1. ロープの端を保育士が持つ
2. ロープをくねくねと動かしながら、子どもがジャンプする
3. ロープを踏まないようにジャンプできれば成功

【ポイント】
● 2歳児に言葉で説明するのは難しいため、最初に保育士が見本を見せることで、子どもたちに遊びを誘発しましょう。
● 子どもがロープを踏んでしまった場合でも、臨機応変にルールを変更します。
● あまりにルールを厳しくすると遊ぶ楽しさを失う可能性があるため、注意しましょう。

■縄ジャンプ


大縄跳びを小さくしたような遊びです。

【遊び方】
1. ロープを床に置く
2. 子どもがロープを飛び越える

【ポイント】
● ヘビさん遊びではロープをクネクネ動かしますが、縄ジャンプはロープを地面に置くだけなので、ヘビさん遊びの前に行うようにしましょう。
● 運動能力が発達しきっていない子どもでも楽しめます。
● カエル遊びやウサギ遊びとして想像力をふくらませて遊ぶのもよいでしょう。

■ロープまわし


回転するロープを飛び越える遊びです。

【遊び方】
1. 保育士がロープの片側を持つ
2. 保育士がコンパスの中心になるように、回転してロープを回します
3. 回ってきたロープに当たらないように子どもがジャンプする

【ポイント】
● 保育士は回転する速度に注意しましょう。
● 歩いているより遅い程度の回転速度にし、地面を擦りながら低く回します。

■小波跳び


ロープの片側を固定し、波のように揺らしたロープを飛び越える遊びです。

【遊び方】
1. ロープの片側を丈夫な木などに固定します
2. もう一方のロープを保育士が持ち、波のように揺らす
3. 揺れているロープの上を子どもが飛び越える

【ポイント】
● ロープの片側を固定するため、安全性に注意しましょう。
● 丈夫な場所がない場合は、保育士が2人で協力してロープを持ちます。
● 2歳児でも飛べるようにするため、地面すれすれで左右にロープを動かしましょう。


4. まとめ



ロープを使用する遊びでは、遊びの中で体を動かしながら周囲の友達との関係を築けることから、特に運動能力や人間関係の発達を促します。2歳児が行うロープ遊びは、保育士の工夫により遊びを膨らませられるため、想像力を豊かにして取り入れてみてください。


 
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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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