保育園でおすすめの春の遊びとは?外遊びと室内遊びのアイデアをそれぞれ紹介します
保育

2023年3月28日

保育園でおすすめの春の遊びとは?外遊びと室内遊びのアイデアをそれぞれ紹介します


気温や天候に左右され控えめな活動だった冬が終わると、気持ちのよい春がやってきます。春は周りの環境も大きく変化し、生物や植物の様子に驚き感動しながら、遊びを通して積極的に自然とかかわりたい季節です。
ここでは、春の遊びの狙いを踏まえて、外遊びと室内遊びのアイデアを紹介します。ぜひ、春の遊びの参考にしてみてください。

 

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1. 春の遊びの狙い



春の遊びの大きな狙いは以下の2つです。

● 春の草花や生物に触れ、季節の移り変わりを感じる
● 冬とは違う草花や生物に興味をもち、観察したり調べたりする

春になると植物はつぼみから花が咲き、虫たちも外の世界に出てきます。暖かな陽気の日には積極的に屋外へ出て、子どもたちと一緒に季節の移り変わりを感じましょう。子ども達の興味に寄り添い、観察したり変化を調べたりする時間を設けてみるのがおすすめです。


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2. 春の外遊び




春の外遊びは、自然にたっぷり触れさせることが大切です。ただ散歩に出るだけでも子どもたちはさまざまな発見をします。以下で、春に外で行う遊びを紹介します。

■春の自然で仲間分け


外で見つけた植物や生物を仲間分けする遊びで、3歳以上から遊べます。ただ観察するだけではなく、仲間分けすることで発想力や想像力を養えます。春の自然を大切にする気持ちも身に付けられるよう、声かけをしながら行いましょう。

【必要な道具】
● 虫かごや見つけたものを入れる入れ容器(牛乳パックなどでもよい)
● シート

【遊び方】
1. 遊びの時間内に自由に落ち葉や虫などを集める
2. 集めてきたものをシートに広げ、仲間分けする

【ポイント】
● 生物を捕まえるときは、優しく乱暴にしないようにしましょう。
● 植えている花は無理やりちぎらず、落ちている花びらなどで行います。
● 仲間分けする際は、大きさや色、種類などテーマを分けると何度でも楽しめます。

■春の植物集め


春ならではの植物集めをしてみましょう。ただし、毒のある植物やトゲのある植物もあるので、むやみに触らないように、保育士の目の届く範囲で行なってください。

【必要な道具】
● 集めた植物を入れる袋や容器

【遊び方】
1. 自由に植物を集める
2. 集めてきた植物を貼り絵や押し花にして遊ぶ
3. オオバコなどでひっぱり相撲をしたり、シロツメクサでアクセサリーを作ったりして遊ぶ
4. 花や葉っぱの汁を絞って遊ぶ

【ポイント】
● 園庭の危険な場所や触ってはいけない植物がある場所へは近づかないよう約束しておきましょう。
● 汚れてもよい服装に着替えるのがおすすめです。

■お花見散歩


園庭とは違った風景に出会えるのが散歩です。桜や春らしい植物などがある公園や観光地へ行き、お弁当を食べたり春を探したりする活動は、親睦を深める意味でもよい経験になるでしょう。

【ポイント】
● 桜の咲いている場所を選ぶ場合は、毛虫に注意してください。
● 子どもの年齢に合わせて散歩する場所を変えてみましょう。


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3. 春の室内遊び




外に行かないと春の遊びができないわけではありません。外遊びと室内遊びとのメリハリをつけた春の遊びができるのが望ましいです。
春は題材が多いので、室内遊びの幅も広がるでしょう。

■春の手遊び


春をテーマにした手遊びの中でも、子どもたちにとって身近で楽しめるものを紹介します。

・チューリップ


みんなが歌ったことのある、チューリップの歌で手遊びをします。保育園でもチューリップを植えることが多いので、何色の花が咲いたかな?など、チューリップの様子を思い浮かべながら行うと親しみがわくでしょう。

・キャベツの中から


キャベツの中から青虫が出てくるという手遊びです。やわらかい春キャベツを食べる機会も増えるので、青虫の気持ちになって楽しみましょう。薬指や小指を立てるところが難しい子どももいますが、うまくできなくても歌いながら手遊びを楽しむことにフォーカスを当ててみてください。

■春の歌を歌う


春の歌はのびのびとしていて歌っていてとても気持ちがよいです。ぜひ子どもたちと春の歌をたくさん歌いましょう。

・はるですねはるですよ


ゾウさんとワニさんの物語が歌詞になっている歌で、ほのぼのとしたほっこり温かい気持ちになれます。手遊びとしても使える春の歌です。

■春のものを工作しよう


春の工作は、外遊びをしてから行うのがおすすめです。今回は、春の代表的な植物を作る方法を2つ紹介します。

・たんぽぽ


たんぽぽは子どもたちが大好きな春の花です。お花紙を使うので、1~2歳児でも簡単に作ることができます。

【必要な道具】
● お花紙(黄色)
● 色画用紙(緑・薄黄色)
● ハサミ
● のり

【手順】
1. 色画用紙(緑)を葉っぱの形に、色画用紙(薄黄色)を花弁の形に切る
2. 1を重ねて貼り、土台を作る
3. 黄色のお花紙をくしゃくしゃ丸めて2の上に貼り付ける

【ポイント】
● お花紙は小さくちぎって貼り絵のように使ってもよいでしょう。
● ハサミを使うのが難しい場合は、あらかじめ切って準備しておきます。

・つくし


つくしは指スタンプを使うので、0歳児さんでも作れるおすすめの工作です。

【必要な道具】
● 色画用紙(クリーム色・薄茶色・茶色)
● ハサミ
● のり
● クレヨン・絵の具・マーカー・スタンプ台など

【手順】
1. つくしに合う色の画用紙を用意し、つくしの頭、茎、茎のギザギザ部分の形に切る
2. つくしの頭に色を塗る
3. 2と茎、茎のギザギザ部分を貼り合わせる

【ポイント】
● つくしの頭に色を塗る際、年齢に合わせた道具を使うとよいでしょう。
● シールを貼るのもおすすめです。
● 茎のギザギザ部分を貼り付けるときは、やや手前に折り返すと立体的になります。


4. まとめ



春はたくさんの魅力的な自然と出会うチャンスです。自然の大切さや命の大切さについても学べるよい機会でもあります。子どもたちと一緒に外遊びで春を見つけ、興味関心を高めながら歌や手遊び、工作への意欲につなげましょう。


 
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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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