草花を使った遊びはどんなものがある?草花遊びの効果についても紹介します
保育

2023年3月8日

草花を使った遊びはどんなものがある?草花遊びの効果についても紹介します


草花遊びは、探究心・好奇心の刺激や脳の発達など多くの効果があり、子どもたちの成長に大きなメリットをもたらします。遊び方も豊富で、草花だけで作れるものや切り貼りをして少し工夫を凝らした方法などさまざまです。しかし、草むらには危険な植物や害虫がいる場合もあり、注意が必要です。
この記事では、草花遊びの方法と子どもたちへの効果、草花を探しに行く際に注意すべき虫や植物をお伝えします。

 

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1. 草花を使った遊びにはどんな効果がある?



公園や草むらに行けば季節に応じた色とりどりの草花が生えていて、子どもたちは手に取ってにおいを嗅いだり色を眺めたりします。草花を使った遊びが、子どもたちの成長にどのような効果を与えるのか見ていきましょう。

■探求心や好奇心が刺激される


草花には多くの色や形が存在しているため、子どもたちの中に自然と驚きや疑問が生まれます。季節や場所によって異なる草花を見つけられるため、子どもたちが見て触ることで「もっと知りたい」「こうしてみたい」と、さまざまな感情が芽生えるでしょう。草花に触り五感を使って遊ぶことで、子どもたちの探究心や好奇心がおおいに刺激され、自ら考えて工夫することへつながります。

■想像力と発想力が豊かになる


草花遊びは、子どもたちの想像力や発想力の成長も促します。落ち葉で作品を作ろうと思う子や、葉っぱの形から動物や食べものを思い浮かべる子もいるでしょう。「何に似ているかな?」「こうやって飾ってみたらどうかな」と考えながら取り組むことで新しい発見が見え、自然と想像力や発想力の豊かさが培われます。

■脳の発達にも効果的


草花遊びは、「第2の脳」と言われる指先を細かく動かす作業が多く、子どもたちの脳の発達にも効果的です。特に、繊細な草花を使って遊ぶ際は、「そっと触らないと花びらが取れてしまう」「強く握ったら葉っぱがしわしわになっちゃった」といった多くの失敗を経験するでしょう。失敗をもとに試行錯誤を繰り返して指先の力のコントロールを学び、手先の器用さを養っていくのです。草花が周りにあればいつでも再チャレンジができ、成功する喜びが得られるまで行えることも草花遊びの魅力でしょう。


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2. 草花を使って遊ぶ際には害虫やトゲのある草に注意!




草花を使って遊ぶことは子どもたちの成長に欠かせませんが、草むらには触ると腫れてしまったりかまれてしまったりする危険な虫が多く存在します。また、草の中にはトゲや毒があるものも多く、ケガをするかもしれません。
草むらへ出かけるときは、次のような虫や植物に十分注意しましょう。

■イバラ・ススキ


イバラやススキにはトゲがあるため、むやみに手を出すと切れたりトゲが刺さったりします。イバラは日本各地の野山に自生しており、かわいらしい見た目の花はいい香りがしますが、危険なので近づかないようにしましょう。
ススキはお月見などで飾ることがあり、子どもたちにとってもなじみのある植物です。しかし、意外にも葉っぱの縁にはギザギザした鋭いトゲがあります。握っただけで簡単に手が切れることもあるので注意が必要です。

■ウルシ・ハゼノキ


ウルシやハゼノキは、羽のような形の葉が枝先に複数ついています。紅葉の時期には真っ先に赤くなり、とてもきれいですが、近づいたり触れたりすると樹液に含まれる成分がかぶれを引き起こしてしまうため、近づかないようにしましょう。また、注意が必要なのは紅葉の時期だけでなく、カブトムシやクワガタを採りに出かける夏であっても同様です。

■スイセン・スズラン・アジサイ


スイセンやスズラン、アジサイは口に含むと食中毒の恐れがあるので、注意が必要です。きれいな花が咲いていると、つい子どもたちは手に取ってしまいがちですが、嘔吐や下痢・めまい・頭痛・吐き気などさまざまな症状が出る場合があります。どの植物も散歩をしていれば出会うありふれた植物ですが、花粉や茎から出た乳汁と呼ばれる液体を触ると、口に入ってしまう可能性があるため、目を離さないように気を付けなければなりません。

■虫にも注意が必要


危険なのは草花だけでありません。草むらには、蚊やアブなど刺されると腫れてかゆみや痛みを伴う危険な虫や、毛虫のような触るとかぶれてしまう幼虫がいます。場合によっては、蛇やムカデ、スズメバチなどに遭遇する可能性もあるでしょう。
蛇やムカデに遭遇したら触らず、もしスズメバチを見かけた場合は低い姿勢を保ち、騒がずにそっとその場を離れてください。出かけるときは虫よけスプレーをして、素肌が見えないように長袖長ズボンを着るなどの対策を取り、むやみに草むらへ入らないようにしましょう。


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3. 草花の使い方でさまざまな遊びができる




身近にある草花は摘んで飾るだけでなく、使い方次第でさまざまな遊びが可能です。使う草花によって仕上がりも異なるため、大きさや色、形の違う葉っぱや花を採取して比べてみても楽しいでしょう。

■葉っぱでお面作り


いつものお散歩コースや公園を歩きながら、葉っぱを探しに行きましょう。子どもの顔が隠れてしまうくらい大きな葉っぱは、お面作りをして遊べます。

【用意するもの】
● 葉っぱ(大きめサイズ)
● ハサミ

【作り方】
1. 葉っぱを半分に折る
2. 目と口になる部分を楕円形になるように切っていく

できあがったらかぶって遊んでみましょう。いろいろなサイズや形の違う葉っぱを手に入れて作ると、いっそう楽しめます。

■お花の指輪


野原や公園にたくさん咲いているシロツメグサは、指輪作りにぴったりの花です。

【用意するもの】
● シロツメグサ

【作り方】
1. 茎を10cmほど残してシロツメグサを摘む
2. 花の近くで1本ずつ結ぶ
3. 指のサイズに合わせて調節したら、余分な茎を切り取ってできあがり

シロツメグサ以外に、すみれやタンポポのような茎の長い花でも作れるので、いろいろな花で作って指にたくさんつけても遊びましょう。

■お花で色水遊び


鮮やかな色の花びらを使えば色水で遊べます。特に朝顔は色水作りにおすすめで、紫やピンクなどさまざまな色の花びらを用意するとより楽しめるでしょう。

【用意するもの】
● 朝顔
● ビニール袋
● 水を入れる容器

【作り方】
1. 摘んできた朝顔の色のついた部分を集めてビニール袋に入れる
2. 水を少し加えたらしっかり袋を揉み込む
3. 花びらの色がしっかり水に移ったら、水だけを容器に移す
4. きれいな色になるよう水を足して希釈したらできあがり

使う花の色や希釈の仕方でオリジナルの色水が作れるので、子どもたちとアイデアを出しながら作るとより楽しめるでしょう。

■草花アート


草花アートは、花びらや草などを画用紙に貼り付けて、季節の色や香りを体全体で感じる取楽しみかたです。

【用意するもの】
● 画用紙
● クレヨン
● 絵の具
● スプレーのり
● 木工用接着剤
● ビニール袋

【作り方】
1. 公園や野原へ出かけて、ビニール袋に草花を集めます
2. 画用紙に採取した草花をのりや木工用接着剤で貼り付けていき、草花の色をもとにクレヨンや絵の具で絵を描いて完成

散歩に出かけた際に、草花のお土産を持ち帰り、どのような草花を採ってきたのか見せ合ったり形やにおいを観察したりして、視覚や嗅覚からの発見も楽しんでみましょう。アートにすることでさらに季節を感じられます。


4. まとめ



草花遊びをすると、子どもたちは脳や指先を使って多くの成長や発見ができます。
しかし、草むらには危険な虫や植物が潜んでいるので、気を付けて出かけましょう。
草花はさまざまな遊び方ができるので、工夫して楽しんでくださいね。


 
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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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