絵の具を使って簡単に楽しいマーブリング体験!やり方も徹底解説
保育

2022年12月16日

絵の具を使って簡単に楽しいマーブリング体験!やり方も徹底解説


普段、子どもと室内でどのような遊びをしますか?年齢問わず子どもたちに人気があるという理由で、絵の具遊びを選択している方も多いでしょう。絵の具を使った遊び方はたくさんありますが、今回はマーブリングに焦点を当てて紹介します。マーブリングをする際の簡単なポイントやアレンジ方法も紹介するので、室内遊びに悩んでいる保育士さんは、ぜひ参考にしてください。

 

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1. マーブリングとは?



マーブリングは、保育園でも年少~年長クラスまで楽しむことができます。色が混ざり合いどんな模様ができるかわからないところに、マーブリングの魅力があり、子ども達もわくわくしながら絵の具遊びを楽しめるでしょう。

■マーブリング


マーブリングは、水をはじく専門の水溶液の上に数色の絵の具を垂らし、水面にできる模様を画用紙などに写し取る技法です。竹串を使って混ぜたり息を吹きかけたりしながら、絵の具を画用紙に写し取ります。
基本的に比重を調整した専門のマーブリング水溶液や絵の具を使いますが、アクリル絵の具や身近な材料を利用して手軽に楽しむこともできます。

■マーブリングを行う狙い


複数の絵の具を使うことでさまざまな模様を作り出すマーブリングは、とても幻想的です。どのような模様が現れるか予測できないので、次は何色にしようかなど子ども達は想像力を掻き立てられるでしょう。マーブリングには、色彩感覚や創作力、表現力を高める狙いがあります。また、筆を使わず工程も簡単なので、小さい子どもでも簡単に取り組めることも魅力の一つです。


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2. マーブリングのやり方とポイント




マーブリングは、絵の具よりも比重が重い水溶液の水面に、絵の具を垂らして作るアートで、マーブリング専用のセットを使うと簡単です。ここでは、身近なアクリル絵の具で作る方法を紹介します。

■マーブリングの材料と道具


アクリル絵の具で作る場合の材料は、以下の通りです。

● 画用紙
● ろうそくまたはクレヨン
● 浅めのバット(四角で深さが2cm程度)
● 洗濯のり(PVA入り)
● 水
● アクリル絵の具(数色)
● プラカップまたは紙コップ
● スポイト、ストロー
● 竹串、マドラー、つまようじ
● 新聞紙

マーブリング水溶液は洗濯のりで代用できます。また、浅めのバットは食品トレーでもよいでしょう。

■マーブリングのやり方


マーブリングの手順は、以下の通りです。

1. 画用紙を小さく切り、両面にろうそくを塗りフロート紙を作る(5~6枚)
※インクを水に垂らす際、フロート紙を先に浮かべて絵の具を垂らすことで、水の上にインクが広がりやすくなります。
2. トレーにPVA入りの洗濯のりを注ぎ、同量の水を入れる
※手早く混ぜましょう。気泡が入ることがあるので割り箸などでつついていきます。
3. アクリル絵の具を紙コップに入れて水で溶く
4. 作ったマーブリング専用液の上にフロート紙を浮かべ、フロート紙の端に絵の具をスポイトやストローで数滴垂らす
5. すぐに違う絵の具を同じように垂らす
6. 2、3色絵の具を垂らし、模様を作る
※時間が経つと絵の具が沈むので、手早く行いましょう。
7. 絵の具の広がり方に合わせて、竹串やつまようじでなぞるように模様を描く
8. 画用紙を両手で持ち、模様の上にかぶせる
9. 数秒待ち、そっと引き上げる
10. 新聞紙などの上に置いて乾かして完成

※水面に残っている絵の具をとるときは、いらない新聞紙などを浮かべて写しとると水溶液が再利用できます。残った絵の具は綿棒などで取り除きましょう。

■マーブリングのポイント


マーブリングをするときのポイントは、以下の通りです。

● 洗濯のりと水の割合は1対1
● 画用紙は小さく切る
● 絵の具を垂らす工程は手早く
● 画用紙は吸水性の高いものを使用
● 模様を描くときは、水溶液の表面をなぞるように描く
● 絵の具に加える水の量は少なめにする
● 絵の具は3色程度にする
● 空気が入らないように画用紙を浮かべる

マーブリングをする際、なかには絵の具の広がりや混ざりあった光景を見て手がとまってしまう子もいます。素早く仕上げないと絵の具が沈んでしまうため、初めにお手本を見せてあげるとよいでしょう。また、絵の具で汚れないように新聞紙を敷いたり汚れてもよい服装で行なったりするなどの配慮が必要です。


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3. マーブリングアレンジ3選




ここでは、マーブリングの技法を使ったアレンジ方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

■マーブリングのおさかな


上記で紹介した、マーブリングに必要な材料と道具を用意します。このとき、画用紙はおさかなの形にカットしておきましょう。作り方にも違いはありませんが、画用紙の形や色を変えるだけでも簡単にアレンジが可能です。
マーブリング専用インクを使うときは、よく振ってから使用しましょう。アクリル絵の具を使用するときは、水で溶いてフロート紙を浮かべて絵の具を端に垂らして模様を作ると絵の具が沈みにくいです。おさかなの形をたくさん作って、壁に装飾したりモビールなどを作ったりして楽しむことができます。

■不要なマニキュアでマーブリング体験


【用意するもの】
● お湯(ぬるま湯、60°C程度)
● 洗面器またはバット
● 不要なマニキュア(数本)
● 竹串
● 画用紙、ペットボトル、空き瓶など

【作り方】
1. 洗面器またはバットに60°Cのお湯を入れる
2. マニキュア数本をお湯に垂らす
3. 竹串で水面を軽く混ぜてマーブル模様を作る
4. 画用紙や空き瓶、ペットボトルなどを使って模様を写し取る
5. 乾かして完成

画用紙以外にも、空き瓶やペットボトルを使うとペン立てや小物入れを作ることができます。マニキュアを垂らしたら素早く行わないと固まってしまうため、気を付けましょう。

■マーブリングのクリスマスツリー


おさかな同様、画用紙の形をアレンジしたものです。マーブリングで木の部分を作りましょう。乾かした後に、画用紙で作った幹と組み合わせるとオリジナルのクリスマスツリーに仕上がります。
クリスマスツリー型にマーブリングするほか、画用紙を円すい型に丸めて飾ってもよいでしょう。ツリーのオーナメントとしても楽しむことができます。サイズを変えて作るのもおすすめです。


4. まとめ



今回は、保育園で行うマーブリングのやり方やアレンジ方法を紹介しました。マーブリングは、難しいように見えますが、身近な材料や道具ででき、作り方も簡単です。作るごとにできるさまざまな色合いや不思議な模様を見て子どもたちはいろいろな反応を示します。色彩感覚や創作意欲、想像力を引き出すことにもつながるでしょう。今回紹介した方法を参考に、ぜひマーブリングを取り入れてみてください。


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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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