【節分】保育園で鬼のお面を作って豆まきを楽しもう!お面を使った遊びも紹介
保育

2022年11月24日

【節分】保育園で鬼のお面を作って豆まきを楽しもう!お面を使った遊びも紹介


2月の行事といえば、日本の伝統行事である節分を思い浮かべる方も多いでしょう。子どもたちにとっては鬼のイメージが強い行事なので、節分の意味や文化を説明しつつも怖がらせすぎないよう配慮したいですね。
この記事では、さまざまな鬼のお面製作のアイデアをまとめました。手作りのユニークなお面や、お面を使った遊びもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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1. 保育園の節分行事で鬼のお面製作を行う狙い



節分は、立春の前日に行われる厄払いの行事です。季節の変わり目で邪気の入りやすい時期に、豆まきをして鬼を払い、無病息災を願います。
保育園での節分行事は、節分の由来や行事の意味を伝えてから行うと、スムーズにお面製作に入れます。ただ怖いだけの鬼ではなく、子どもたちが製作した鬼のお面を使ったゲームや遊びを通して、節分行事に親しみ、楽しんで行事に参加することを目標にするとよいでしょう。


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2. 鬼のお面の製作・手作りのアイデア




鬼のお面製作のアイデアをご紹介します。身近な材料を使ってできるので、子どもの年齢に合わせて取り入れてみましょう。

■牛乳パックを使った鬼のお面


子どもたちの自由な発想で、いろいろな顔のカラフルな鬼のお面を作ります。牛乳パックはしっかりした素材なので、切り取りが難しい場合は保育士が行なってください。

【必要な道具】
● 牛乳パック
● 毛糸
● 輪ゴム2本
● 折り紙
● はさみ
● セロハンテープ
● ホッチキス
● 木工用接着剤

【手順】
1. 牛乳パックを開き、パック全体を大きく使って鬼の顔の線を描き、切り取る
2. 線に沿って切り取り、目の位置に穴を開ける
3. 鬼のお面に、色を塗る
4. 折り紙を三角になるように半分に折り、線に沿ってはさみで切る
5. 4.をそれぞれ両脇から内側に向けて3分の1ずつ折り、ツノを作る
6. 3.の鬼の顔に、裏からツノを貼りつける
7. 表に毛糸で髪の毛を作って木工用接着剤で貼る
8. 輪ゴムを耳の位置にホッチキスで固定する

【ポイント】
● 牛乳パックが難しい場合は、子どもの年齢に合わせた素材の選定や、鬼の顔を切る作業を保育士が行いましょう。
● ホッチキス部分は上からテープを貼ると安心です。

■被って楽しむ紙袋を使った鬼のお面


紙袋のお面は被ってもお友達の顔が見えるので、鬼が怖い子どもにもぴったりの製作です。

【必要な道具】
● 顔が入る大きさの紙袋
● 折り紙や画用紙
● 毛糸
● のり
● はさみ
● ペン
● 木工用接着剤

【手順】
1. 紙袋の片面に顔が出るぐらいの丸を描き、切り取る
2. 折り紙や画用紙で目や鼻などのパーツを作り、1.に貼りつける
3. 折り紙を三角に切り、くるりと巻いて三角錐(さんかくすい)を作って紙袋の上面にツノを貼る
4. ツノの貼り付け箇所を隠すように毛糸で髪の毛を作って貼る

【ポイント】
● 紙袋の種類で雰囲気が変わるので、紙袋の紙質や柄を活かして製作しましょう。
● 髪の毛の色や鬼の表情など、子どもたちの自由な発想で作ると個性的な作品に仕上がります。

■紙皿のお面で簡単に鬼に変身


簡単に作れる紙皿のお面は、1歳児から作りやすい製作です。

【必要な道具】
● 紙皿
● 画用紙
● アルミホイル
● 厚紙
● 輪ゴム
● 木工用接着剤
● セロハンテープ
● クレヨン
● 絵の具
● 筆

【手順】
1. 紙皿の上5cm位のところを横に切る
2. 紙皿を絵の具で塗る
3. 厚紙を三角形に切ってアルミホイルで包み、ツノを作る
4. 画用紙で髪の毛の形を作り、クレヨンでぐるぐる模様を描く
5. 紙皿に髪の毛とツノを貼り、クレヨンで紙皿に鬼の顔を描く
6. 細長く切った画用紙の両端を折り、輪ゴムを通してセロハンテープでとめる
7. 6.に鬼の顔を貼りつける

【ポイント】
● はさみの使い方に慣れていない年齢の子どもには、保育士があらかじめ切っておくとスムーズです。
● 年齢に合わせて、髪の毛のパーツを毛糸で作るなどの工夫をしても楽しめます。

■鬼の前髪を立体的に作れる封筒を使ったお面


封筒を使って前髪をくるくるした鬼のお面を作ります。頭に被るお面なので、0歳児にもおすすめです。

【必要な道具】
● B4またはA4の封筒
● 画用紙
● 毛糸
● クレヨン
● のり
● はさみ
● 木工用接着剤
● サインペン

【手順】
1. 封筒の口の1枚(手前の紙部分)に垂直になるように切り込みを入れていき、前髪を作る
2. サインペンに、1.の切り込みを巻きつけてくるくるの前髪を作る
3. 画用紙を切り取り、目や鼻、口、眉毛などの顔のパーツを作り、顔の土台に貼る
(作るのが難しい部分などは、クレヨンで描いてもよい)
4. 毛糸を短くカットし、ひげを作って顔に貼る
5. 封筒の底部分を、封を開けるようにして切り取り、被れるようにする

【ポイント】
● 子どもたちの頭の大きさに応じて封筒のサイズを選ぶようにしましょう。

■折って楽しい画用紙を使った鬼のお面


少ない材料と作業で作れる画用紙を使った鬼のお面です。折り紙が楽しめる年齢の子どもにぴったりの製作です。

【必要な道具】
● 色画用紙
● 輪ゴム
● クレヨン
● ホッチキス

【手順】
1. 鬼の顔にする色画用紙を、正方形の形に切る
2. 正方形にした色画用紙を三角に折る
3. 三角の頂点の角を少し下に折り下げ、両端の角をそれぞれ上に折り上げてツノを作る
4. 左右のとがった部分を中に折り込む
5. 角に模様を描いたり目や鼻のパーツを貼ったりして、鬼の顔を作る
6. 画用紙を三つ折りにして帯状の画用紙を作る
7. 頭の大きさに合わせて両端サイドを少し内側に折り曲げ、片側に輪ゴムを挟み込んで、ホッチキスなどでとめる
8. お面と7.の帯を貼り合わせる

【ポイント】
● 鬼の表情(特に眉毛)を意識すると、表情豊かな鬼に仕上がるでしょう。

■サンバイザーで鬼に変身できる紙皿製作遊び


おしゃれでかっこいいサンバイザー型のお面は、3~4歳児が喜ぶ製作です。外遊びでも被りたくなるようなお面が作れます。

【必要な道具】
● 紙皿
● 画用紙
● 輪ゴム
● のり
● はさみ
● クレヨン
● ホッチキス

【手順】
1. 手持ちの帽子のラインに合わせて、紙皿を曲線に切り、切り込みを入れる(サンバイザーのつばをつくる)
2. 帯状に切った画用紙の両端を折り、ホッチキスで輪ゴムをとめる
3. 鬼の顔をクレヨンで自由に描く(画用紙に書いてから貼っても、直接描き込んでもよい)
4. 2.と3.を組み合わせて固定する
【ポイント】
● 年齢の低い子どもが作る場合は、紙皿の加工を保育士が行うとスムーズです。

■紙袋と毛糸で作る鬼の帽子


被ると鬼に変身できる帽子タイプのお面も面白味があります。ツノがあるだけなので、鬼の顔が怖い子どもでも安心して製作に取り組めるでしょう。

【必要な道具】
● 毛糸
● 紙袋
● 乳酸菌飲料の容器
● 平ゴム
● 折り紙
● セロハンテープ
● ホッチキス
● のりや木工用接着剤
● はさみ

【手順】
1. 頭に被れるくらいの大きさの紙袋を用意し、底から10cmくらいのところで切る
2. 紙袋の4隅の角を中に押してへこませ、(頭にフィットするように)セロハンテープでとめる
3. 紙袋の下から5cm位を内側に折り、セロハンテープでとめる
4. 乳酸菌飲料の容器に折り紙を巻きつけて貼り、ツノを作る
5. ツノを紙袋の上に乗せ、セロハンテープで固定する
6. 5.を被りながらゴムの長さを調節し、紙袋の内側にホッチキスでとめる
(ゴムの先端を結んでおくと取れにくくなる)
7. 紙袋全体にぐるぐる巻きにした毛糸を貼り、髪の毛を作る

【ポイント】
● 材料を集めにくい場合は、乳酸菌飲料の容器をトイレットペーパーの芯で代用するなど身近なもので工夫できます。
● 紙袋の下地が見えないように、毛糸を貼りつけていくとよいでしょう。

■張り子を使った本格的な鬼のお面


本格的なお面には張り子がおすすめです。作業に時間がかかるので、余裕をもって作り始めましょう。4歳児以上だと集中して行えます。

【必要な道具】
● 毛糸
● 輪ゴム2つ
● 風船
● 新聞紙1〜1枚半
● A4コピー用紙3〜4枚程度
● 8つ切りの色画用紙1枚(鬼の顔用)
● 色画用紙(顔のパーツ用)
● 水のり
● 刷毛(はけ)
● 水
● はさみ
● 穴開けパンチ

【手順】
1. 鬼の顔の色が同じ友だちと2人1組を作る
2. 新聞紙、コピー用紙、色画用紙(鬼の顔の色)をそれぞれ3cm角ぐらいにちぎる
3. 風船を子どもの顔の大きさぐらいに膨らませる
4. ちぎったコピー用紙を軽く水に濡らし、3の風船全体に隙間なく貼る
5. 4が乾く前に、水で溶いて少しのばした水のりを刷毛などで塗り、新聞紙を隙間なく貼る
6. 乾いたらもう一度、5と同じように新聞紙を貼る
7. 6が乾いたら、同じように色画用紙を貼る
8. 7が完全に乾いたら、風船の結び目のところをはさみで切り、中の風船をしぼませる
9. 8をはさみで縦に半分に切り、お友達と分ける
10. お面を顔に当て、目の位置に印をつけた後、穴を開ける
11. 耳の近くにパンチなどで穴を開け、輪ゴムを通す
12. 毛糸や画用紙で、ツノや髪の毛、顔のパーツを自由に貼って顔を完成させる

【ポイント】
● 風船はあらかじめ準備しておくとスムーズです。
● 紙を貼る作業中に乾いてきたら、少し水をつけて湿らせましょう。


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3. 鬼のお面を使った節分の遊び




節分行事では、豆まき以外でもお面を活用した遊びを取り入れるのがおすすめです。豆まきで邪気を払った後は、自作のお面で子どもたちと一緒に楽しみましょう。

■おにまめじゃんけん


おにまめじゃんけんは、じゃんけんに勝つと豆から鬼に変身する遊びです。じゃんけんのルールがわかる4歳ごろから遊べます。

【遊び方】
1. 子どもたち全員が豆になり、しゃがんでちょこちょこ歩く
2. 保育士の合図で近くの友達とじゃんけんをし、勝った子どもは鬼になる
3. 鬼は立ち上がって頭の上に指でツノを作りながら歩く
4. 鬼の状態でもう1度勝ったら、あがり

【ポイント】
● 鬼になったときに自分で作ったお面を被ると盛り上がります。
● 全員があがるまで時間のかかる遊びなので、人数を半分ずつにしたり時間のある日に行なったり、全員が鬼のお面を被れるよう配慮しましょう。

■節分版フルーツバスケット


節分版フルーツバスケットは、フルーツを「2色の鬼」に変えて遊びます。フルーツバスケットをよく知っている3歳頃の子どもたちでも新鮮な気持ちで遊べます。

【遊び方】
カラー帽子の表裏の色を使って2色のグループに分かれますが、製作したお面を使う場合はお面の色で分けましょう。

1. 人数より1つ少ない数の椅子を円形に並べ、円の中に1人立つ
2. 「おにおにお~に、〇〇おに!」などのかけ声で、お面の色の鬼を言う(たとえば赤鬼と青鬼なら、赤・青・赤青)
3. 椅子に座っている子は、自分の色を言われたら他の席に移動する
4. 移動した後、椅子に座れなかった1人が円の真ん中に立つ
5. 2.に戻って繰り返す

【ポイント】
● 自作のお面を使って節分版フルーツバスケットを行う場合は、お面製作の時点で2色の鬼の色を決めておく必要があります。


4. まとめ



今回は、節分のお面製作のアイデアとお面を使った遊びをご紹介しました。鬼が苦手な子どもでも、自分でお面を作ることで怖いだけではなく愛着が湧きます。ユニークな鬼のお面製作の後は、お面を使った節分遊びを楽しみ、日本の文化に親しみをもたせましょう。


 

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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
中村璃奈

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として保育園で8年間勤務。大手から小規模まで様々な保育園で勤務経験あり。

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