1~5歳児向け室内遊びおすすめ24選!季節別の室内遊びも紹介
保育

2022年2月25日

1~5歳児向け室内遊びおすすめ24選!季節別の室内遊びも紹介

室内で工作をしたり、体を動かしたりできる室内遊びは、保育の現場に欠かせません。

とはいえ、外に出られない日が続くと、バリエーションが少なくて、マンネリ化してしまうこともありますよね。
 
また、子供の年齢や能力によって楽しめるものが違うので、子供に合ったものを選ぶことが大切です。

室内遊びをうまく活用すれば、子どもが楽しみながら、心と体の発育ができます。
 
この記事では、年齢別の幼児の発育の特徴や室内遊びのねらい、年齢別・季節別のおすすめ室内遊びまで詳しく紹介します。
   
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1. 年齢別の幼児の発育の特徴




子供に合った室内遊びをするには、年齢ごとの成長度合いを知ることが大切です。

ここでは、1〜5歳まで年齢別の発育の特徴を説明します。
 

■1歳児の発育


 
1歳児は、男子・女子ともに、身長が80cm前後、体重は10kg前後が平均です。
 
音だけを発していた0歳児に比べて、1歳児は「ママ」や「ブーブ」などの単語を話し始めます。

知っている単語の数が増えてくるので、大人が話す内容の理解も進みます。
 
また、つかまり立ちや伝い歩きなどをし始め、1人で自由に動けるようになるのが特徴です。周りのものに興味を持ち始め、好奇心旺盛になります。
 
手先が器用になるので、物を握ったまま動かすなど、細かな動作ができるようになるでしょう。
 

■2歳児の発育



2歳児は、男子・女子ともに、身長が90cm前後、体重は13kg前後が平均です。

1歳と比べると、身長が10cm、体重は3kg成長していることがわかります。
 
2歳児の言語能力は、2〜3つの単語をつなげて話せるようになるのが特徴です。

習得している単語数は、200〜300程度まで増えます。

身の回りのあらゆるものに興味を持ち、「これはなに?」と聞いてくるようになるでしょう。
 
運動能力は、歩く・走るなどの基本的な動作が、安定してできるようになります。

また、階段の上り下りや両足で飛び跳ねるといった動作も加わります。
 

■3歳児の発育



3歳児は、男子・女子ともに、身長が98cm前後、体重は15kg前後が平均です。
 
3歳児の言語能力は、習得している単語の目安が1,700語ほどと、2歳から飛躍的に伸びるのが特徴です。

言葉を4〜5つ使って文章を作ったり、大人の言うことが理解できるようになったりします。

また、2歳の「なになに期」を経て、3歳児では、ものごとの意味や原因を知りたがる「なぜなぜ期」が始まります。
 
運動能力は、片足でバランスをとってボールを蹴る、体をひねるなど、より複雑な動きができるようになります。

手先も器用になるので、折り紙を半分に折ったり、小さな物をつかんだりといったことができるでしょう。
 

■4歳児の発育



4歳児になると、男子・女子ともに、平均身長が100cmを超え、平均体重は17kg前後になります。

身体が大きくなり、抱っこするのも一苦労になる時期です。
 
記憶力が良くなり、言葉の数が増えるので、日常会話ができるようになります。

時間の感覚が身につき、過去・現在・未来を使い分けられるようになるのも特徴です。

また、 想像力が豊かになり、絵などを見ながら頭の中でイメージしたものを話すこともあります。
 
身体のコントロールが上手になるので、片足ケンケンやでんぐり返しなどをしたり、スピードを調整して走ったりできるようになります。

自由に身体が動き、運動が楽しめるので、活発に動き回る子供が多いでしょう。
 

■5歳児の発育



5歳児は、男子・女子ともに、身長が110〜111cm前後、体重は18kg前後が平均です。

少しずつですが、男子と女子で身長差がつき始めます。
 
5歳になると、自分の意思を文章にして伝えられるようになるのが特徴です。

ダジャレなどユーモアのある会話ができたり、なぞなぞやしりとりなど言葉遊びを楽しんだりするようになります。

感情のコントロールもうまくなり、相手の気持ちを考えて行動し始めるでしょう。
 
運動能力は、体力や筋力に加えて、バランスを取る力も発達します。

歩くスピードも大人とほとんど同じ速さになり、ブランコの立ちこぎなど高度な遊びもできます。

また、身の回りのことは1人でできるようになり、自立し始めるのもこの時期です。
 
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2. 幼児向けの室内遊びのねらい




室内遊びのねらいは、年齢によって違いますが、主に次のようなものが挙げられます。
 
・集団遊びの中でルールを守ることの大切さを知る
・友達とコミュニケーションをとり心の発育を促す
・自由な発想で工作を楽しむ喜びを知る
・体の動かし方を覚え、運動の楽しさを知る
 
室内遊びには、手先を使う工作から、リズムに合わせて全身を動かす運動、ルールに従って遊ぶ集団遊びなど、さまざまな種類があります。
 
遊びのバリエーションを豊かにすることで、子供たちはさまざまなことを学べるでしょう。

例えば、工作を通して自由に発想する力を養ったり、全身を動かして運動機能を高めたりすることができます。
 
また、周りと協力して遊ぶ場合は、自分の考えを伝えたり相手の気持ちを汲み取ったりといったコミュニケーション能力が必要です。

室内遊びは子どもの心と体の発育に役立つと言えます。
 
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3. 1歳児向け室内遊び




手先が器用になり始める1歳児には、さまざまなものに触れて楽しむ遊びがおすすめです。

ここでは、1歳児向けの室内遊びを4つ紹介します。
 

新聞紙遊び




新聞紙遊びは、折ったり、ちぎったりしてさまざまに楽しめる遊びです。

どこの家庭でも簡単に用意できるので、子供の室内遊びにうってつけですよね。

ビリビリと破く音を聞いたり、いろいろな新聞紙をテープで貼り付けて何かを工作してみたりと遊びの幅も広いです。

粘土遊び




粘土遊びは、粘土を触ったり、ちぎったりすることで、触覚を刺激してくれる遊びです。

粘土で何かを作ったり、形を作るのはまだ難しいですが、丸めてみたり、叩いてみたりと好きなように遊ぶことができます。

折り紙遊び




1歳児の折り紙遊びは、紙に慣れるのにおすすめの遊びです。

数回折るだけで簡単に作れるものも多いので、一緒に折り紙をおってあげるのもよいでしょう。慣れてきたら少し難しいものや、絵をかいて完成させるなど、工夫しやすいポイントがたくさんあるのも良い点です。

お絵かき




1歳児のお絵かきは、クレヨンなどの道具に慣れるきっかけになるでしょう。

クレヨンの感触に慣れてくると、打ちつけるようにして点を書き始めます。

力の入れ方がわかってきたら、円や線をかけるように補助してあげましょう。

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4. 2歳児向け室内遊び


歩いたり走ったりがしっかりできるようになる2歳児には、全身を動かす遊びがおすすめです。
 
以下では、2歳児向けの室内遊びを4つ紹介します。
 

だるまさんがころんだ




だるまさんがころんだは、「だるまさんが転んだ」という掛け声が有名な遊びです。

全世代に共通して、遊んだことがある人が多いのではないでしょうか。

単純なルールで、運動能力も関係ないので、多くの子供が楽しめるでしょう。

しっぽ取りゲーム




しっぽ取りゲームは、自分のしっぽを守りながら、友達のしっぽを取りにいくゲームです。

ズボンの端に挟んだ細長い布などを、しっぽに見立てます。

三角コーンなどで動いていい範囲を決め、その中でしっぽを取り合うようにしましょう。

リトミック




リトミックは、音楽に合わせて、特定の動きをする遊びです。

子供の表現力やリズム感、音を聞き取る力を養えます。

また、音楽能力に加えて、想像力や集中力、表現力などを育めるでしょう。

スイスの音楽教育家、エミール・ジャック=ダルクローズによって作られました。

トンネル遊び




トンネル遊びは、大人の手や足、壁などを使ってさまざまな隙間を作り、子供がくぐる遊びです。

例えば、まっすぐに立った状態から膝を曲げて、足全体を使った菱形の隙間を作ったり、壁に手をついて手の下をくぐらせたりして遊びます。
 
ハイハイで動けるようになる頃から、楽しめるようになるでしょう。

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5. 3歳児向け室内遊び




習得する単語数も増え、おしゃべりができるようになる3歳児には、歌いながら身体を動かす遊びがおすすめです。
 
以下で、3歳児向けの室内遊びを4つ紹介します。

もうじゅうがり




もうじゅうがりは、動物の名前を題材にした遊びです。

「もうじゅうがりに行こうよ♪」という軽快なメロディーは、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

ルールは単純で、動物の文字数に合わせてグループを組み、うまく人数が集まったら座るだけです。

周りを見ながら遊ぶ必要があるので、友達と協力する力を育めるでしょう。

宝探しゲーム




宝探しゲームは、室内に隠したカードを子供たちが探すゲームです。

同じ絵柄が書かれたカードを2枚用意し、子供たちは自分が選んだカードの片割れを探します。子供が見つけやすいよう、身長を考えて隠すこと、隠す範囲を限定することを意識してみてください。

タオル遊び




タオル遊びは、身近なものを使って楽しむことを学べる遊びです。

タオルを縄跳びに見立てて飛んだり、綱引きなどをしたりして楽しみます。

また、ズボンにはさんでしっぽ取りゲームをしたり、ボールに見立てて投げたりするなど、さまざまな工夫ができるでしょう。

ロケット作り




ロケット作りは、普段はゴミになってしまうトイレットペーパーやラップの芯を再利用して、おもちゃを作る遊びです。

折り紙などで装飾しながら、ロケット本体と発射台をつくります。

輪ゴムを使えば、ロケットが発射するよう工夫できるので、より楽しく遊べるでしょう。
 
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6. 4歳児向け室内遊び




自我が形成され始め、想像力も発達する4歳児には、真似したり、なりきったりする遊びがおすすめです。

ここでは、4歳児向けの室内遊びを4つ紹介します。
 
■フラフープ遊び


フラフープ遊びは、フラフープと三角コーンを使って、瞬発力をきたえる遊びです。

横に並べたフラフープと三角コーンの真ん中に立ち、お題に合わせて特定の動きをします。次々に出されるお題に合わせて、楽しく体を動かせるのが特徴です。

■動物ゲーム


動物ゲームは、動物になりきりながら、体の動かし方を覚えられる遊びです。

日常生活ではしない動きをするため、柔軟性や瞬発力、バランス感覚なども養えるでしょう。見本となる大人が、大きく体を動かし、わかりやすいようにしてあげるのがポイントです。

■いろ探しゲーム


いろ探しゲームは、赤・青・黄色・緑など、指定した色のものを室内から見つけ出し、持ってくるゲームです。
ゲームを始める前に、折り紙などで、色の名前を確認するとよりわかりやすいでしょう。

■ジェスチャーゲーム


ジェスチャーゲームは、出題者の動きや鳴き声を見聞きしながら、動物の名前を当てるゲームです。

出題者は、犬やウサギなどの身近な動物や、ゴリラなどの動きが特徴的な動物を選んであげるといいでしょう。

また、動物だけでなく、鳥を題材にするのもおすすめです。
 
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7. 5歳児向け室内遊び




細かなものを扱えるほど器用になり、集団遊びもできるようになる5歳児は、グループで楽しむ遊びがおすすめです。
 
ここでは、5歳児向けの室内遊びを4つ紹介します。

■ステンドグラス作り


ステンドグラス作りは、身近なものを使って、カラフルでキラキラしたステンドグラス風の作品を作る遊びです。

絵柄や色づかいなど、思い思いに描けるので、創作意欲がわくでしょう。

作品を展示し、友達のものと見せ合うのもよいでしょう。

■フルーツバスケット


フルーツバスケットは、「男の子」「◯組み」など、呼ばれた属性に該当する場合に椅子を取りあうゲームです。

内側に向かって丸く並べた椅子に、座った状態から始めます。

いつ自分が呼ばれるかわからない緊張感が楽しいでしょう。

■ハンカチ落とし


ハンカチ落としは、小学校以降のレクリエーションの時間にも、よくとり入れられる遊びですよね。

鬼にハンカチを落とされたら、すぐに気づいて鬼を追いかける必要があります。

周囲をよく観察する力が養われるでしょう。

■かみなりゲーム


かみなりゲームは、仰向けに寝転んだ状態から、掛け声に合わせて体勢を素早く変える遊びです。

「ドカン」と言われたら、おへそを隠すために、うつ伏せになります。

ゴロゴロという掛け声に強弱をつけたり、「ドボン」というひっかけを挟んだりすると、より楽しめるでしょう。
 
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8. 季節別の幼児向け室内遊び




子供たちに、四季を感じてもらうためには、季節にちなんだ室内遊びをとり入れるのもおすすめです。

ここでは、季節別の幼児向け室内遊びを4つ紹介します。
 

春:エッグハント




エッグハントは、イースターにちなんで、隠された卵の場所を推理するゲームです。

推理した場所を見に行って、卵がなかったら次の人に交代します。

2人以上で遊ぶようにしましょう。

夏:水遊び




水遊びは、絵の具やカラーペンなどで色をつけた水を使って楽しむ遊びです。

カラフルなしずくを集めたり、虹色にぬったキッチンペーパーを水につけて色の広がりを楽しんだりできます。

水を使った涼しげな遊びなので、夏におすすめです。

秋:落ち葉で製作




秋になると、道に落ち葉が落ち始めますよね。

落ち葉をモチーフにした工作が、秋にはおすすめです。

画用紙に落ち葉を書いたり、コーヒーのフィルターを使って落ち葉を作ってみたりなど、さまざまなバリエーションを楽しめます。

冬:溶けない雪




溶けない雪は、リンスと重曹を混ぜ合わせて作る、雪を楽しむ遊びです。
 
ひんやりとした気持ちよさはありますが、溶けないので、室内でも雪だるまを作るなどの遊びができます。

肌が弱い子には、手袋をつけるなどの配慮をしてあげてください。

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9. 幼児向け室内遊びまとめ


室内遊びは、子供のこころ・からだ・ことばの発育に欠かせません。
 
年齢別に合ったものや、季節を感じられるものなど、バリエーションを豊富にしておきたいですよね。
 
さまざまな遊びを組み合わせれば、退屈することなく楽しめます。

また、運動不足になりがちな室内で過ごす日でも、ゲームをしながら身体を動かせるのが大きなメリットです。
 
本記事を参考に、幼児向けの室内遊びの知識を深めてみてください!

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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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