日本の首都である大都市「東京」は日本経済の中心となり、働き世代の人口が非常に多くなっています。他県と比べても有効求人倍率が圧倒的に高く、なかでも保育職は6.44倍と、保育士にとっては引く手あまたの状態が続いているのです。
そんな東京都は、多くの保育士採用を目指し、助成金や貸付制度など様々な事業を実施しています。
◎保育士修学資金貸付事業
指定保育士養成施設に在学して資格取得を目指す学生を対象にした、修学資金の貸付を行います。
上限月額50,000円です。(2年間で上限120万円)※入学時、卒業時に入学準備金・就職準備金として20万円ずつ加算可能
◎保育従事職員資格取得支援事業補助
保育施設に勤務する、または保育施設での勤務を予定している人を対象に、保育士資格を取得するための経費の一部を補助します。
◎未就学児をもつ潜在保育士に対する保育所復帰支援事業
潜在保育士等が保育施設へ復帰する際に、当該保育士の子供を保育所等へ入所させた場合、その保育料の一部について貸付を行います。
保育料の半額で、上限月額2万7000円です。
◎潜在保育士の再就職支援事業
潜在保育士が保育施設へ勤務することが決定した場合に、就職準備金の貸付を行います。
再就職に必要な経費として、上限40万円となります。
◎未就学児をもつ保育士の子供の預かり支援事業利用料金の一部貸付
保育所等に勤務する未就学児を持つ保育士を対象に、勤務時間(早朝または夜間)により、自身の子供の預け先がない場合、ファミリー・サポート・センター事業やベビーシッター派遣事業等を利用する際の利用料金の一部の貸付を行います。
利用料金の半額で、年間上限12万3,000円です。
そのほかにも、各自治体で実施している「宿舎借り上げ支援事業」や「キャリアアップ助成金」など、保育士の待遇改善に向けた様々な取り組みが行われています。
保育士不足から、他県に比べて好待遇の求人も多く、金銭面でも安定した生活を送ることができるでしょう。 元に戻す
日本の首都である大都市「東京」は日本経済の中心となり、働き世代の人口が非常に多くなっています。他県と... もっと見る